海外旅行にビザは必要なし?必要な国と取り方も分かりやすく解説

海外旅行にビザは必要なし?必要な国と取り方も分かりやすく解説
東大・大学生活

こんにちは。

ポン三です。

海外旅行初心者の方は、渡航するのに何が必要か分からない方も多いのではないでしょうか。

僕もパスポートとビザがセットで必要だと勘違いしていた時期がありました。

そこで今回はビザについてまとめました。

この記事を読めば以下の事が分かります。

  • 海外旅行する際にビザが必要な場合はほとんどない事。
  • 必要な国・いらない国はどこか。
  • ビザの申請の仕方。

あー海外行きたい。

ビザ(査証)とは入国許可証のこと

ビザ(査証)
そもそもビザ(査証)とは何か、分かりやすく解説していきます。

ビザ(査証)とパスポートの違いは?

日本では査証(さしょう)といいます。

ビザ(査証)とは、簡単に言うとある国に入国したい人に対してその人の入国を認める証書のことです。

その国の在外大使または領事が発行しています。

ビザ(査証)の目的は、問題のありそうな人が入国してしまうことの無いように事前審査することです。

つまり、ビザ(査証)はあくまで事前審査に対する合格証明のようなものなのです。

なので入国時の入国審査官の判断によってはビザ(査証)を持っていても入国を拒否されることもありえます。

ビザ(査証)の大事な点は、免除される場合があるという事です。

観光目的の旅行の場合は、国、地域によりますが必要にならないことが多いです。

せっかくですからパスポートについても簡単に確認しておきましょう。

パスポートは国籍を示す世界で通用する身分証明書です。

海外では義務として常に持ち歩かなくてはいけません。

空港での入出国審査だけでなく、ビザの申請、ホテルのチェックインなどの際にも必ず必要となります。

(入出国審査以外はコピーでも可です。)

パスポートの有効期限は5年か10年を選べますよね。

この有効期限の残りを残存有効期間と言います。

残存有効期間が6ヶ月を切ると渡航に制限が出てくるのでビザの必要有無だけでなくコチラにも注意しておきましょう。

パスポートは残存有効期間が1年未満になると更新ができますので、早めにやっておきましょう。

パスポートとビザの役割をまとめましょう。

旅券(パスポート) 査証(ビザ)
誰が 国籍保有国の政府 渡航予定国の政府
何する 出国を認める 入国を認める

*例:僕が○○国へ行く場合、日本政府にパスポートを、そして〇〇国政府にビザを発行してもらう必要があります。

つまり国境を越える際には基本はパスポートとビザの両方が必要になります。

ただし、日本国民は観光目的の場合ビザを免除される事が多いのです。

詳細は後ほど述べます。

ビザの種類は?仕事の出張や観光目的の海外旅行とで異なる

観光・商用・就労・留学など目的によって様々な種類のビザがあります。

観光目的の場合に最もビザが免除されています。

今回の記事は海外旅行目的(観光)の人向けに書いているので、ビザ免除がある国かどうかは全て旅行であることを前提に条件を表記しています。

観光ならいらないが出張で入国する際にはビザが必要、ということは十分有り得るので事前に調べましょう。

仕事関係であるのに観光と目的を偽ると、見つかった場合に強制送還されます。

海外旅行にビザが必要な国・免除される国

ビザなしで海外旅行に行ける国といけない国、またビザ免除の場合に滞在できる期間についてまとめました。

さらにビザは必要なくても電子渡航証明書が必要な国もあるので確認してください。

日本人がビザなしで海外旅行に行けるのは180の国と地域

日本パスポート
ビザなしで渡航できる国の数を比較した「パスポート・ランキング」の2018年版が発表され、日本とシンガポールが1位となっています。

世界一のパスポートだなんて嬉しいですね!笑

日本は180の国と地域にビザなしで海外旅行に行けます。

(*国際コンサルティング企業ヘンリー・アンド・パートナーズの調査による)

パスポートは国籍証明ですから、安全で安定している政治・経済の国が発行するパスポートの方が信頼が高くビザ不要が認められやすくなります。

つまり、日本は平和で商業的だと他の国々に認められているという事です。

他の国からすれば、安全でたくさん買い物してくれる外国人に観光に来て欲しいですからね。

逆に、危険な国から危ない人を無制限に入国させるわけにはいかないのです。

ちなみにランキング最下位の国のパスポート所有者がビザ不要で入国を許されているのは、わずか24の国と地域です。

ビザなしで海外旅行に行けるアジアの国|6カ国で必要

シンガポール

アジアでビザが必要な国アフガニスタン、ブータン、ミャンマー、パキスタン、北朝鮮、トルクメニスタン

(※2018年10月1日よりミャンマーへの旅行目的の入国はビザが免除される予定です。滞在期間は30日間まで。)

日本のパスポートは世界で最もビザ免除がなされているという話をしました。

それでもアジアでビザが必要になるのは、上の赤枠の中の国です。

さらにビザ無しで行ける国の滞在期間についてもまとめました。

パスポートの残存期間に関しても条件を満たしていないと入国できません。

この点もクリアしていないとパスポートの更新が必要になるのでチェックが必要です。

全てを挙げると見にくくなると思うので、日本人に人気のある国と地域に絞って紹介していきます。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
韓国 90日以内 入国時3ヶ月以上
台湾 到着日の翌日深夜0時から起算して90泊91日以内 台湾滞在日数以上
香港 90日以内 1ヶ月以内の滞在は入国時1ヶ月+滞在日数以上。

1ヶ月以上の滞在は入国時3ヶ月以上。

マカオ 90日以内 30日以内の滞在は入国時30日+滞在日数以上。

30日以上の滞在は入国時3ヶ月以上

フィリピン 30日以内 帰国日まで有効。

未使用査証欄見開き2頁以上

ベトナム 15日以内 出国時6ヶ月以上
タイ 空路入国⇒30日以内

陸路入国⇒15日以内滞在

入国時6ヶ月以上

 

バリ(インドネシア) 30日以内(ビザ免除は一部の空港からの入国のみ 入国時6ヶ月以上。

未使用査証欄連続3頁以上

インド 60日以内(注意 申請時6ヵ月以上。

未使用査証欄2頁以上

シンガポール 30日以内 入国時6ヶ月以上

 

インドに関しては注意が必要です。

ビザを事前に申請し、インド空港到着時に観光ビザを取得する。

または、ビザではなく電子渡航証明書ETAを取得する。

以上のいずれかが必要となります。

いずれの場合にせよ、事前申請が必要です。

インドネシアもビザ免除されるかどうかは空港によるので注意しましょう。

ビザなしで海外旅行に行ける中東の国|4カ国で必要

モスク

中東でビザが必要な国サウジアラビア、イラク、シリア、イエメン

以下、ビザ無しで行ける国の滞在期間の表です。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
トルコ 90日以内 入国時150日以上。

未使用査証欄見開き2頁以上

ドバイ(UAE) 30日以内 入国時6ヶ月以上。

未使用査証欄見開き2頁以上

ビザなしで海外旅行に行けるヨーロッパの国|ロシアのみ必要

フィレンツェ

ヨーロッパでビザが必要な国ロシア

ヨーロッパの一部の地域ではシェンゲン協定というものが結ばれており、この加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。

つまり、シェンゲン圏内では出入国検査なしに自由に国を行き来することができます。

シェンゲンエリアからの出国審査時、加盟国での累積滞在期間がチェックされます。

シェンゲン協定での滞在は「あらゆる180日間における最長90日」と定義されていますが、初めてシュンゲン圏内へ行く場合は最長90日滞在できると考えて問題ないです。

下の表でもシェンゲン協定加盟国(合計で90日以内の滞在)はシュンゲン協定○と記入しておきます。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
ドイツ シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄1頁以上

スペイン シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄1頁以上

ポルトガル シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄2頁以上

イタリア シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時90日以上
フランス シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄見開き2頁以上

オランダ シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

スイス シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヵ月以上。

未使用査証欄1頁以上

イギリス 6ヵ月未満 帰国時まで有効なもの
アイスランド シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

フィンランド シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄1頁以上

スウェーデン シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄1頁以上

ノルウェー シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄1頁以上

ギリシャ シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

オーストリア シュンゲン協定○

注:日本との二国間の査証免除取極が優先され6ヵ月以内

シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

チェコ シュンゲン協定○ 出国時3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

ハンガリー シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄2頁以上

ポーランド シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。

未使用査証欄1頁以上

ベルギー シュンゲン協定○ シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。

未使用査証欄連続3頁以上

オーストリアに長期間行く場合、上記のように特別な数え方になるので確認しておきましょう。

ビザなしで海外旅行に行ける南北中央アメリカの国|2カ国で必要

タイムズスクエア

南北中央アメリカでビザが必要な国ブラジル、キューバ

ビザ無しで行ける国の滞在期間の表は下です。

アメリカはグアム以外に行く場合、電子渡航証明書ESTA(エスタ)が必要になります。

また、カナダへ空路で行く場合はカナダETAが必要になります。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
カナダ 6ヶ月以内

空路で入国する場合はETA

カナダ出国予定日+1日以上。
グアム(米国) 45日以内 帰国時まで有効な旅券(入国時45日以上が望ましい)
アメリカ 90日以内(ESTA必要) 帰国日まで有効なもの。

入国時90日以上が望ましい。

メキシコ 180日以内 帰国時まで有効なもの。

未使用査証欄1頁以上

アルゼンチン 90日以内 帰国時まで有効なもの。

未使用査証欄1頁以上

チリ 90日以内 帰国時まで有効なもの。

未使用査証欄1頁以上

ESTA(エスタ)については後述します。

ビザなしで海外旅行に行けるオセアニアの国|必要なのはナウルのみ

シドニー

オセアニアでビザが必要な国ナウル

ビザ無しで行ける国の滞在期間の表は下です。

オーストラリアはビザは入りませんが電子渡航証明書ETAS(イータス)が必要になります。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
オーストラリア 90日以内(ETAS必要) 帰国時まで有効なもの。
ニュージーランド 3ヵ月以内 入国時3ヵ月+滞在日数以上。

未使用査証欄1頁以上

ETAS(イータス)については後述します。

ビザなしで海外旅行に行けるアフリカの国|22カ国で必要

ピラミッド

アフリカでビザが必要な国アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、ギニア、リベリア、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオーネ、南スーダン

ビザ無しで行ける国の滞在期間の表は以下です。

滞在可能期間 パスポート残存期間、未使用査証欄
エジプト 現地到着空港でもビザ取得可能 申請時6ヶ月以上
モロッコ 90日以内 入国時3ヶ月以上。

未使用査証欄1頁以上

南アフリカ 90日以内 南アフリカ出国後30日以上。

未使用査証欄2頁以上

アメリカとオーストラリアは電子渡航証明書が必要な国

電子渡航証明書とは、インターネットで申請できるビザに代わる入局許可証のことです。

観光旅行でも必ず必要で、90日以内の滞在が認められます。

  • アメリカで必要となるのがESTA(エスタ)
  • オーストラリアで必要となるのがETAS(イータス)

アメリカ、オーストラリア共にビザは必要ありませんが代わりに電子渡航証明書が必要になるので注意しましょう。

場合によっては、カナダ、インドも電子渡航証明書ETAが必要になります。

取得方法は後ほど。

ビザの取得方法(海外旅行の場合)

ここまで読んでほとんどの場合、旅行ではビザの申請が必要ないと分かったと思います。

人気観光地だとアメリカ、オーストラリア、ロシア、インド、カナダ(空路のみ)では必要になりますので、電子渡航証明書とビザの申請方法を紹介します。

ESTA(エスタ)、ETAS(イータス)、ETAの取得方法

インターネット上で必要事項を記入し、クレジットカードで申請料金を払うだけで簡単に申請できます。

ツアーに申し込む場合は旅行代理店がやってくれる場合があるので確認しましょう。

アメリカへ行く場合はESTAが必要

ESTAは取得から2年間有効になります。

<<<ESTA申請公式サイトへ

オーストラリアへ行く場合はETASが必要

ETASは取得から1年間有効になります。

<<<ETAS申請公式サイトへ

カナダに空路で行く場合はカナダETAが必要

カナダETAの有効期間は5年間となります。

<<<カナダETA申請公式サイトへ

インドに行く場合はインドETAが必要(ビザでも可

インドETAの有効期間はインド入国後60日間となります。

<<<インドETA申請公式サイトへ

ビザの申請に必要な書類と注意点・発行期間

例えば、ロシアへの観光旅行の場合はビザの申請が必要です。

ビザ申請に必要なもの

  • ビザ(査証)申請書:各国大使館・領事館で入手(オンラインの場合も)
  • パスポート:残存有効期限
  • 証明写真1枚:国ごとに規定されているサイズ
  • 査証料:金額は国ごと
  • その他:往復の航空券、予防接種証明書や渡航費の支払い能力を証明する書類など

(その他は必要な国もあるのでチェックしましょう。)

ロシアの場合、残存有効期限はロシア出国時6ヶ月以上、未使用査証欄は見開き2ページ以上必要となります。

申請時の注意点

ビザ申請から発酵までは数日かかります。

その間パスポートは預けっぱなしになるので、コピーをとっておきましょう。

航空券やホテルなど、旅行予約関係で必要になるかもしれません。

まとめ|海外旅行の入国時はビザ以外にも注意

ビザはほとんどの場合で免除され、代わりに電子渡航証明書が必要な場合がいくつかある程度だと分かったと思います。

入国審査時に必要になるものはビザ以外にも多く、むしろコチラの方が問題になる事が多いです。

例えば出国時の航空券を事前に取っていなければならない、など様々な条件があります。

旅行先が決まった場合は、入国審査に必要なものをネットで調べるか、ツアーの場合は何を自分で準備すべきか旅行代理店に確認しましょう。

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